NLTコンテナ
NLTコンテナとは?
NLT とは ネイル・ラミネイテッド・ティンバ ーの略称です。 隣り合わせにした2×4材の側 面を釘打ちすることを繰り返し束ねてパネル を形成するものです。
NLTコンテナは現場事務所だけでなく、宿泊施設やカフェなど、様々な用途に使用できます。例えば、自然と調和するNLTコンテナをグランピング施設として使用することで、日常生活で疲れた体を、木の力で癒すことができます。
NLT パネルは床、壁、 天井、すべて同一寸法のため、 組み合わせパ ターンが豊富で拡張性が高いのが特徴です。
木製コンテナ「NLTコンテナ」は、木の温かみで安らぎを提供し、鉄製に比べて断熱性・調湿性が優れ、季節を問わず快適な環境を保つことができます。
設営の手順
①床・壁・天井のNLTパネルはす べて同一寸法 (W2242×H2420) で設計されます。
②鉄骨架台の上にNLTパネルを組みたて、ユニットにするところまで工場で作り込みます。
③工場からコンテナの状態で現場へ運搬します。
④現場でコンテナ同士を水平方向に接続、積み上げによる拡張が可能です。
NLTコンテナで脱炭素貢献を
①CO2の排出量を削減
木造建築は、 建設時のCO2排出量を減らします。 建築本体での木造導入が難しい現場でも、仮設事務所を鉄骨ではなく木造にすることで脱炭素に貢献できます。
②リユース可能
釘を使わずにボルト・ナットを用いてパネルを接合す ることで、接合箇所の削減 が図れます。
また、解体が容易になるため、パネル・コンテナ単位での再利用が 可能です。
③断熱性・調湿性
木の熱伝導率は、鉄の1/350 と低いため断熱性能が高 くなります。
また、 調湿性を持つ木は、冬は放湿し夏は湿気を吸収するため、快適な環境を保ちます。